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灼熱の茶畑に懸ける情熱:命がけで守るお茶の未来

激しい梅雨が明けたと思ったらいきなり地獄の様な猛暑で日本中が茹だっています。

静岡の茶畑ではそんな中でも管理作業に精を出し完全防備で連日出陣しています。極端に言えば命を懸けたお茶づくりをしているのです。空調の効いた部屋で仕事をしている身からしたら、本当に頭の下がる思いです。

今年の様な相場の中でも手を抜かず、来年に向けて畑を整えていく。それはもちろん経済活動ではありますがそれだけでは決してありません。お茶造りに対する情熱、プライドが無かったらとてもできるものではないからです。

この時期、お願いしている荒茶工場では一番茶の後のナラシ番をブロークンで製造しています。チョッパーで細かく切断した揉みの工程のないお茶で茶葉にかける負担が少ない為に素直なお茶になり、TBや粉末茶の原料として使われることの多いお茶です。本茶ではありませんが、この時期に生産者の収入を補充する役目ももっています。

牧の原地区ではこの十年で五百ヘクタールの茶園が減少して現在二千六百ヘクタールとなっていますが将来も茶業を中心に経営を考えている方達は自分達の立ち位置を明確にする為に手を抜いたりはしていません。可能性のあるものには常にトライし続けてくれています。

その情熱に応える為にも私達茶商はお茶の価値と魅力を伝え新しいお茶ファンの創造に愚直に進むことが使命かと思います。

代表取締役 竹澤重人

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