|茶の動向
価格改正に伴う商品の価値とは?
この一年は物価、エネルギーの高騰で商品の単価改正には皆様頭を痛めていることと思います。足元では電気代はほぼ2倍、包装資材、人件費、運賃とこれからまだまだ上がる予定が目白押しです。すでに改正された商品は10%〜15%が多く、これからの商材は一気に20%程度の改正を予定されています。ただ、ブランドとして確立されていない商材は値上げがしづらいことは事実で、量目調整と内容調整で何とか乗り切りたいところですが、低価格帯の商品ではそれすら難かしくなっているのが実状です。商品の価値は勿論お客様とのバランスで成立するものですが、自ら創らなければ誰も認めてくれないのも価値です。
値段改正と価値の伝達はセットで初めて意味を持つのではないでしょうか。
代表取締役 竹澤重人